立野木材工芸では、ほとんどの家具をオイルで仕上げています。
日頃から、お手入れやメンテナンスすることで、“ 世代を超えて ”長くお使いいただける家具です。
いつものお手入れ
固く絞った布巾で水拭きした後、やさしく乾拭きをしてください。
日々お手入れを行うと、あらかじめ汚れが取れて、オイルメンテナンスがしやすくなります。
汚れがひどいとき
1. 薄めた中性洗剤に布巾を浸し、よく絞って拭き取ります。
2. 洗剤が残らないように水拭きします。
3. 乾拭きをして十分に自然乾燥させてください。
※揮発性の溶剤等のご使用は変色やキズの原因になりますので使用しないでください。
カサつき、シミ、キズが気になり始めたら、
オイルメンテナンスにチャレンジしてみましょう!
[ オイルメンテナンスの目安 ]
オイル仕上げの家具は、使っていると徐々にオイルが抜けていきます。
カサつき、シミ、キズが気になり始めたら、早めに【オイルメンテナンス】を行いましょう。
〈時期〉
9月〜10月(空気が乾燥する前に木を守る)
3月〜4月 (暖房等で乾燥した後に木を潤す)
〈天気〉
カラッと晴れた日(オイルの馴染めが良く、乾きやすい)
オイルメンテナンス方法について
※汚れがひどい場合は、オイルメンテナンスをする前に、上記の「汚れがひどいとき」を行ってください。
01 汚れを落とす
お手入れする面の汚れ、ホコリなどをきれいに抜き取ります。
乾拭き、水拭きで取れない食べこぼしや油汚れがある場合は、
上記の「汚れがひどいとき」を行ってください。
02 研磨する
当て木(木片)等にサンドペーパーを巻き、木目に沿って研磨します。
研磨粉はウエス(柔らかい綿の布)で拭き取ります。
「シミ、キズがあるとき」
240番のサンドペーパーでキズを馴染ませるように全体的に研磨し、仕上げに、320番で全体的に研磨してください。
「毛羽立ち、ザラつきがあるとき」
320番で全体的に研磨します。表面が滑らかになります。
03 オイルを塗る
ウエスにオイルを適量(500円玉大)取り、まんべんなく木目に沿って塗布します。
オイルののびなくなれば、継ぎ足しながら作業してください。木の色が艶やかになります。
04 浸透させて、乾拭きする
オイルが拭き取りづらくなるため、様子を見ながら夏場は3分、冬場は5分弱 置き、浸透させます。
きちんと浸透させることで、汚れが入りにくくなります。時間が経ったら、きれいなウエスで木目に沿って拭き取ります。
05 乾燥させる
約1〜2時間程は触れたり、モノを置いたりしないでください。
その後、手で触ってオイルがつかなければ、お使いいただけますが
12時間程度、乾燥させてからのご使用をオススメいたします。